遠江諏訪原城跡のアクセスから続100名城スタンプそして見どころ

遠江諏訪原城跡のアクセスから続100名城スタンプそして見どころ

 

 

静岡県島田市にある遠江諏訪原城跡は、甲斐の武田氏が築城し、徳川氏と争奪戦が起こった城です。

 

 

>>諏訪原城の歴史 | ウィキペディア

 

 

日本続100名城にも指定されている諏訪原城は、必要最小限の整備しかされておらず、当時の遺構を良好に残す城です。

 

 

この記事で諏訪原城の行き方から見どころ、そして続100名城スタンプの場所などをチェックしてみましょう!

 

 

もくじ

(1)アクセス

 

(2)続100名城スタンプ

 

(3)城内

 

(4)所要時間と私の感想

 

 

 

 

 

諏訪原城へのアクセス方法


まずは諏訪原城への行き方を説明します。これは電車編。

 

 

電車でアクセスする場合は、静岡県島田市にあるJR金谷駅が諏訪原城跡の最寄り駅なので、ここを目指します。

 

 

ちなみに主要駅から金谷駅までの所要時間と料金は次の通りです。

  • 名古屋 約3時間 2600円
  • 浜松  約40分  760円
  • 静岡  約30分  580円

JR金谷駅に着いたら徒歩、タクシー、バスの3つの方法で諏訪原城に行くことができます。

 

 

徒歩だと所要時間は約30分くらいです。

 

 

タクシーだと1〜2メーターくらいです。

 

 

バスの所要時間は約15分、料金は200円です。

 

 

 

 

 

 

バスで移動する場合は、駅前のバス亭から菊川神谷城城線に乗ります。

 

 

私の感想ですが、バスで移動するにも本数が少ないので、歩いて行った方が早いと思います。

 

 

 

 

 

車でのアクセス方法

 

車で諏訪原城跡への行き方を説明します。まずはカーナビで諏訪原城ビジターセンターを検索してみましょう。

 

 

ロードマップで行く場合は、諏訪原城ビジターセンターの住所をチェックして行きます。

 

 

諏訪原城ビジターセンターの場所の住所

島田市菊川1174

 

 

>>諏訪原城ビジターセンターの場所の地図

 

 

もし出なければ、JR金谷駅を検索します。金谷駅から車だと5分なので、近くまで行けばなんとかなるでしょう。

 

 

 

 

 


諏訪原城跡の駐車場は、諏訪原城ビジターセンターの前にあります。駐車料金は無料です。

 

 

 

 

 

続100名城スタンプの場所


諏訪原城の続100名城スタンプの設置場所は、諏訪原城ビジターセンターの中にあります。

 

 

この他にも、休日対策でビジターセンターの外にもスタンプ置き場が設置してあります。

 

 

スタンプ台帳は日本城郭協会の続100名城公式ガイドブックに付いています。

 

 

公式ガイドブックは書店などで販売しています。

 

 

まずは近所の本屋で探してみてください。もし近くの書店に無ければ、楽天やアマゾンのネット通販でも購入できます。(ちなみに楽天なら送料無料)

 

 

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そして城内

 

ビジターセンター内にある武田氏時代の諏訪原城推定復元縄張図(樋口隆晴,加藤理文)氏。

 

 

この縄張り図を見ると、本曲輪(主郭)を中心にいくつかの遺構が残っている事が分かります。

 

 

では、現場を見てみましょう。

 

 

 

 

 


まずは城内にある諏訪(すわ)神社。諏訪原城の由来になった神社です。

 

 

徳川氏時代になると城名も牧野城、牧野原城(家忠日記)、牧野の城(徳川実紀)と呼ばれる様になりました。

 

 

 

 

 


諏訪原城の特徴のひとつに良好に残る堀跡があります。

 

 

まだショベルカーなどの重機が無かった時代、手堀りでよくここまで掘ったな〜と感心しますね。

 

 

 

 

 


個人的に諏訪原城で一番見応えがあると思うのが馬出(うまだし)です。画像は二の曲輪中馬出。

 

 

馬出(うまだし)とは簡単に言うと、虎口の前に堀を隔てて作られた防御施設設(曲輪)のこと。

 

 

 

 

 


城に攻めてくる敵をまっすぐに進ませず、ワザと横に仕向ける事により、敵の攻撃範囲を絞ったり城内から攻撃したりする仕組みです。

 

 

まっすぐ攻めると堀の中に落ちてしまうので、城を攻める敵は馬出の横側に回らなくてはイケません。

 

 

でも横に回っても城兵が待ち構えていますし、今度は城内からも攻撃されたりで、攻めにくくなります。

 

 

 

 

 


馬出を無事に越えたとしても、その先にあるのは土橋(どばし)。

 

 

これは敵の横展開を防ぐもので、土橋を通る時、自然1〜2列になってしまいます。そうじゃないと堀に落ちてしまいますよね。

 

 

土橋の先には通常、門があり、門の上から攻撃を受けます。

 

 

諏訪原城の堀は豪快なのですが、土橋は非常に狭く細くなっているのが印象的でした。

 

 

 

 

 


井戸跡。

 

 

カンカン井戸という名前の由来はよく分かりませんが、石組みのシッカリした井戸です。

 

 

 

 

 


城内からの景色。

 

 

諏訪原城は舌状大地の先端に築かれた城です。現在は木々が生い茂っていますが、戦国時代の山城はほとんど木が無かったと思われるので、前方をかなり遠くまで見渡すことができたのでしょう。

 

 

 

 

 

 

所要時間と私の感想

諏訪原城の所要時間は、ビジターセンターを含め1時間〜1時間30分くらいあれば、一通り見る事ができると思います。

 

 

私の感想ですが、諏訪原城は戦国期の山城の遺構を良く残す城なので、山城が好きな人には非常にウレシイ城のひとつだと思います。

 

 

私が最後に諏訪原城に行ったのは7月だったのですが、比較的巡りやすかったものの、やぶ蚊も多く、やはり冬がオススメです。

 

 

あと個人的に思った諏訪原城を巡る時のコツをお伝えします。

 

 

 

 

 


まずは諏訪原城最寄り駅である、JR金谷駅の横に観光案内所があるのですが、ここには諏訪原城に関するチラシや島田市の観光案内があるので、チェックしておいた方が良いです。

 

 

車で来た時も駅前に数台の無料駐車場があるので、この観光案内所もチェックしておきましょう。

 

 

 

 

 


またビジターセンターの中には貴重な展示物があり、スタッフも常駐しているので、ここでシッカリ情報をチェックしてから城内を巡るのも良いでしょう。

 

 

自販機もあるので水分補給やトイレ休憩など、諏訪原城を巡る時の拠点にできる施設です。