朝倉義景が明智光秀に『新しい城をどこに築けばいいか?』光秀の答えは?

朝倉義景が明智光秀に『新しい城をどこに築けばいいか?』光秀の答えは?

近江坂本城址に建つ明智光秀銅像
明智光秀が織田信長に仕える前、まだ浪人で朝倉義景のもとに身を寄せていたときのハナシ。義景が新しい城を築くことになり、築城に詳しい光秀にどこに城を築けばいいか聞きました。

 

 

すると光秀は、お寺や神社がある場所ばかりを答えたそうです。これには理由がありまして、昔からお寺や神社がある場所は城を築くのに適した場所なのです。

 

 

まず交通の要所ですし、場所によっては高台で周辺を見渡すことができます。この事から、もともとあった寺社をわざわざ移転して城が築かれた事例もいくつもあります。

 

 

有名どころで言いますと、愛知県なら鳴海城(緑区)、刈谷城(刈谷市)、古宮城(新城市)など。また江戸時代以前の寺社は参道に向けて横矢(側面攻撃)ができそうな作りになってたりもします。

 

 

【寺社=築城に適した場所】

 

 

この公式を覚えておくと、城巡りの時、妄想に役立ちます!