森可成、長可、蘭丸の墓が残る森一族の菩提寺・可児市可成寺のアクセスと感想
岐阜県可児市の可成寺(かじょうじ)は、森可成、森長可、森蘭丸の墓が残る森氏一族の菩提寺です。
※可成寺の読みは かじょうじ
可成寺は日本続100名城に認定されている美濃金山城のふもとにあるので、セットで訪れる方も多い寺です。
また戦国史に名を残す森氏一族の墓所ということで、武将好きの方も関心が高いです。
そんな可成寺の詳細をレビューしてみたいと思います。
可成寺のアクセスは車が便利です。
まずはカーナビの検索で可成寺(かじょうじ)と入力すれば出てくると思います。
もしロードマップで行く場合は、可成寺の住所をチェックしていくとよいです。
岐阜県可児市兼山596
可成寺には参拝者専用の駐車場があります。
駐車料金は無料です。
駐車台数は10台位ですが、普段はよほど駐車できると思います。
それでは可成寺へ参拝してみましょう。
まず本堂前にあるのが、森氏一族のアナウンスマシン。
1回100円の有料で、おつりは出ません。
それでは森氏一族の墓所へのアクセス方法を説明します。
まずは本堂とは逆側の墓所へ向かいます。
案内看板も出ているので分かりやすいと思います。
するとコンクリートの壁みたいなものがあり、突き当りになっていますが、ココを右に曲がると更に奥に行くことができます。
そして歩行者通路をまっすぐ行くと、墓所への階段があり、その向こう側の森氏一族の墓所があります。
森氏一族の墓所は塀に囲まれており、他の墓所と区分けしてあります。
可成寺でも特別な場所なんですね。
まず左は森長可。可成の息子で長久手合戦で討ち死にしました。
そして中央が可成。
右は可行(可成の父)、可隆(可成の長男)の墓。
右区画には可成の息子たちである坊丸、蘭丸、力丸の墓があります。
三人とも織田信長に仕え、天正十年(1582)の本能寺の変で亡くなっています。
可成寺の所要時間は約20分くらいです。
そして私の感想ですが、可成寺は森氏一族に興味がある人はもちろん、美濃金山城とセットで訪れる事をオススメします。
その理由は、近いし一族の墓が集まっているからです。
また近くにある戦国山城ミュージアムともセットで訪れれば、旅行や城巡りの充実度も上がると思います。
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