長島一向一揆の拠点となった伊勢長島城跡と移築門が残る蓮生寺




長島一向一揆の拠点となった伊勢長島城跡と移築門が残る蓮生寺

 

 

三重県桑名市長島町の伊勢長島城跡は、戦国時代に長島一向一揆で一揆方の拠点となった城跡です。

 

 

寛元三年(1245)、藤原道家が築いた居館が長島城の始まりといわれ、戦国時代には伊藤重晴によって城として整備されます。

 

 

元亀元年(1570)には近くにあった一向宗・願証寺の住職・証意によって伊藤氏一族が追放され、それ以後は長島一向一揆の拠点となりました。

 

 

結局は織田信長に攻略され、それ以後の江戸時代にも長島藩の藩庁となり、明治を迎え廃城になりました。

 

 

>>伊勢長島城跡の詳細 | ウィキペディア

 

 

私が初めて長島城を知ったのは、原哲夫さんの漫画・影武者徳川家康でした。

 

 

その作品では長島砦として出てくるのですが、隣の愛知県に住んでいたので、いつかは行ってみたい戦国スポットのひとつでもあったのです。

 

 

そして今回、やっと行くことができました!

 

 

この記事ではそんな長島城跡の見どころをチェックしてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

長島城へのアクセス

伊勢長島城跡への行き方ですが、現在では桑名市立長島中部小学校と桑名市立長島中学校の敷地になっています。

 

 

つまりこの2つの学校を目指して行けば、長島城跡に着きます。

 

 

電車でのアクセス方法は、最寄り駅のJR関西本線・長島駅、または近鉄本線の長島駅から徒歩約20分くらい。

 

 

車でアクセスする場合は、2つの学校を目指して行ってみましょう。

 

 

■長島城跡の場所の住所■
三重県桑名市長島町西外面2188

 

 

>>長島城跡の場所の地図

 

 

 

 

 

 

 

城内

 

現地案内看板にある長島城の城絵図。江戸時代のものですね。これを見ると上が西で下が東になっています。

 

 

東に流れる川を天然の堀とし、その水を長島城の南、西、北に流して防御を固めているのが分かります。

 

 

現在では残っているのは東側の堀、つまり長島川のみです。

 

 

 

 

 


これがその長島川。かつて長島城の東側を守っていた天然の堀です。

 

 

 

 

 


大手橋の一部に長島城の石垣といわれるものが残っています。

 

 

この石垣全てではなく、隅石を含む一部の石が古い石でした。

 

 

 

 

 


桑名市立長島中部小学校のグラウンド隅にある黒松。実はこれ、樹齢三百数十年といわれる黒松で、江戸時代の長島城時代からここにある黒松なのです。

 

 

伊勢台風にも耐え、現在では桑名市指定天然記念物になっています。

 

 

 

 

 


長島城跡の周辺を散策していると、道しるべの様な石碑を発見しました。

 

 

当時もココにあったのか、どこからか移転されたものかはわかりませんが、城や陣屋は当時の主要な街道の近くにありましたので、これも関連史跡ですね。

 

 

 

 

 

 

長島城の移築門


長島町又木にある蓮生寺(れんしょうじ)の山門は、かつての長島城の大手門といわれています。

 

 

長島城が廃城となった後の明治九年(1876)、蓮生寺が長島城大手門の払い下げを受けて、山門にしました。

 

 

もともとあった大手門の規模を縮小しての移築でしたが、瓦に増山氏の家紋がそのまま残されており、現在では貴重な長島城の遺構になっています。

 

 

 

 

 


これは山門の内部。すべての部材が古いというワケではなく、一部は新しいものだと思いますが、時代の流れによって改修され現在に残っているのは貴重ですね。

 

 

■蓮生寺の場所の「住所■
三重県桑名市長島町又木66

 

 

>>蓮生寺の地図

 

 

 

 

 

 

所要時間と私の感想

長島城の所要時間について。

 

 

まず長島城だけですと約20分。その後蓮生寺への移動時間と見学を含めて約20分。合計約40分もあれば長島城と蓮生寺を見学できると思います。

 

 

そして私の感想ですが、長島城は遺構は少しだけしか残っていませんが、歴史的に有名な場所なので、戦国ファンは要チェックの城跡だと思いました。

 

 

その理由は、織田信長による3度の長島一向一揆攻めの舞台となった城跡だからです。

 

 

一向一揆側だけでも約2万人の方が亡くなったという戦だけに、戦国時代でも屈指の戦場になった場所でもありますね。

 

 

あと所要時間的には1時間も必要ないので、近くにある桑名城とセットで訪れるのも良いと思います。

 

 

関連記事はこちら!

田丸城
かつての伊勢国である三重県の田丸城は織田信雄の居城で三層の天守があった城です。この記事ではそんな田丸城の見どころポイントや現地レビューと私の感想を書いています。
松阪城
三重県松坂市の松阪城跡のレビュー記事です。車や電車でのアクセス方法かた100名城スタンプの場所、そして城内を地図や画像で説明した私の感想を書いています。
津城
三重県津市に残る伊勢津城跡を紹介した記事です。津城の歴史や藤堂高虎が築いた石垣、そして復元された丑寅櫓など津城の現地レビューと私の感想を書いてみました。
鳥羽城
九鬼嘉隆が城主だった三重県鳥羽市の鳥羽城跡の記事です。鳥羽城への電車や車でもアクセス方法のほか、石垣などの城内の見どころなど私の感想と共に記載しています。
伊賀上野城
三重県伊賀市にある伊賀上野城跡の観光へ行く時のポイントをまとめた記事です。電車、車でのアクセス方法はもちろん、御朱印、100名城スタンプ、そして高石垣など伊賀上野城の見どころを説明していますので、旅行に行く前にチェックしてみてください。
伊勢亀山城
三重県亀山市の残る伊勢亀山城のアクセス方法や駐車場、そして観光ポイントの見どころをまとめた時期寺です。所要時間や私の感想も書いています。
多気北畠氏城館,霧山城
三重県の伊勢多気北畠氏城館,霧山城へのアクセス方法を車や電車、バスで解説し、見どころをまとめた記事です。所要時間と私の感想も書いています。あと続100名城スタンプの設置場所なども説明しています。
桑名城
三重県桑名市にある伊勢桑名城跡の観光レビュー記事です。桑名城の電車や車での行き方のほか、本多忠勝の銅像、そして櫓跡や天守台などの見どころを私の感想と共に記載しています。

ホーム RSS購読 サイトマップ