岐阜県高山市の高山陣屋とは、江戸時代に徳川幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した政治の拠点です。
郡代役所の主な建物が残っているのは高山陣屋のみで、国指定史跡でもあります。
江戸時代の陣屋も城郭研究では城として研究されており、高山陣屋も日本城郭検定にもたびたび出題されます。
では江戸時代の陣屋とはいったいどんなものなのか?見どころをまとめてみました。
高山陣屋への行き方を説明します。まずは電車編。
電車でアクセスする場合、まずはJR高山駅を目指します。
主要な駅からの所要時間と料金の一例は次の通りです。
JR高山駅に着いたら、後は徒歩で高山陣屋を目指します。所要時間は約10分。
ちなみにバスもあるのですが、いろんなところを経由して高山陣屋に行くので、バスだと30分くらいかります。
次に車で高山陣屋への行き方です。
車でアクセスする場合は、まずはカーナビの検索で高山陣屋と入力すると出てくると思います。
もしロードマップでで行く場合は、高山陣屋の住所をチェックして行きましょう。
岐阜県高山市八軒町1丁目
駐車場ですが、高山陣屋には専用駐車場というものがありませんので、周辺の民間駐車場に車を停める事になります。
駐車場により料金は若干変わりますが、おおよその相場はこのくらいです。
高山陣屋は見どころが多いのですが、その中でもここはチェックしておきたいというポイントをいくつか挙げてみます。
まずは陣屋の案内図。順路も設定されているのですが、あちこち歩き回るように見学します。
広間。重要な発表や会議みたいな事もここで行われたのでしょう。
台所。印象的だったのは、部屋のほぼ中央に釜土(かまど)があり、その周辺で調理ができる様になっていた事です。
陣屋で働く人も多かったので、その食事を賄うためにこの様な作りだったと思います。
犯罪者を取り調べる御白洲(おしらす)。砂利が敷かれ白く見えることから白洲といわれる様になりました。
よく時代劇などに出てくるシーンですね。周辺のものは犯罪者を取り調べる時に使う道具です。
高山陣屋には便所も残されいます。(使用不可)
こちらは蔵。この中は貴重な資料や文献が展示されているために唯一撮影禁止になっている場所です。
飛騨国の歴史から高山城や陣屋に関しての展示。また歴史上重要な出来事の解説などもあります。
個人的には火縄銃の火薬に関しての展示があり、それをジックリ見ているだけで10分くらいかかりました。
高山陣屋とセットにしたい場所はいくつもありますが、私のオススメは高山城と城下町跡です。2つとも徒歩圏内です。
まず高山城は戦国時代から江戸時代前期にかけて存在した平山城で、現在は公園になっています。
登城口もいくつかあるのですが、駐車場になっている二之丸から登るのが一般的です。
二之丸には金森長近の銅像もあります。
もうひとつのオススメが旧城下町を整備した古い町並みです。ここは観光地になっており、飲食店、お土産屋など数多くの店があります。
高山陣屋の所要時間ですが、初めて行った時、約1時間30分ほど必要だったと思います。
また高山城で1時間。城下町は食事込みだったので約1時間30分くらいでしょうか。
私の高山陣屋の感想ですが、最初に書いたように日本城郭検定にもたまに出題される陣屋なだけに、以前から見学したいと思っていました。
現存している陣屋なだけに満足度も高かったです。
でも反省点もあります。それはできれば宿泊で訪れるという事。
その理由は、高山陣屋周辺は見どころも多いからです。
愛知県から車で行く場合、片道で約3時間、往復だと約6時間かかります。でも現地に滞在していた時間はそれよりも短く、急ぎ足で周ったので、もっとゆっくりと楽しむことができればな〜と思いました。
駅前や周辺にはリーズナブルなホテルも多く、宿泊で訪れる場合でも便利だと思います。
高山でオススメのグルメは、飛騨牛や朴葉(ほおば)焼き、高山ラーメンですね。
特に高山ラーメンは店によっていろんなアレンジがあるので、事前にチェックしてから訪れた方が良いです。
ホテル呉竹荘高山駅前 |
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JR高山駅西口より徒歩にて約1分! |
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スパホテルアルピナ飛騨高山 |
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最上階の展望露天と焼きたてパン付き朝食バイキングが評判。高速インターネット無料。駅徒歩3分、朝市徒歩5分と立地も抜群! |
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