岐阜のマチュピチュ?六段の石垣がスゴイ女城主ゆかりの岐阜県美濃岩村城跡

岐阜のマチュピチュ?六段の石垣がスゴイ女城主ゆかりの岐阜県美濃岩村城跡

 

 

岐阜県恵那市岩村町に残る美濃岩村城は、女城主ゆかりの城で石垣が豪快に残る山城です。また日本三大山城であり、日本100名城に認定されています。

 

 

>>詳しい岩村城の歴史 | ウィキペディア

 

 

岩村城は豪快な石垣が残る城で、石垣好きにはタマラナイ城ですよ。

 

 

あと日本三大山城のひとつですけど、ふもともしくは本丸近くまで車で登れるので、比較的楽に訪れることができると思います。

 

 

ではそんな美濃岩村城址の見どころや観光ポイントをチェックしてみましょう!

 

 

もくじ

 

 

 

 

 

 

電車、車で恵那市美濃岩村城跡へのアクセス方法と駐車場料金


まずは電車で美濃岩村城跡への行き方を説明します。電車でアクセスする場合は、岩村城跡最寄り駅の明智鉄道・岩村駅を目指します。

 

 

名古屋駅からアクセスする場合のの一例は次の通りです。

 

●名古屋駅⇒恵那駅⇒岩村駅

 

(所要時間は約2時間 1,620円)

 

 

岩村駅に着いたら徒歩、レンタサイクル、タクシーで移動します。

 

 

徒歩の所要時間は、岩村城登城口がある資料館まで約30分くらいです。

 

 

 

 

 

車でのアクセス方法

 


車でのアクセス方法は主に2つあります。まず基本は資料館へ向かう方法。

 

 

ココには無料駐車場がありますし、資料館駐車場の横に岩村城跡へ登る登城口があります。

 

 

岩村歴史資料館の住所

岐阜県恵那市岩村町98

 

 

岩村歴史資料館の地図

 

 

 

 

 


次に本丸近くの駐車場への行き方です。

 

 

国道257号線から岩村城跡本丸近くまで車で行くことができます。

 

 

ただし!細い山道で対向車が来た時にすれ違うことができないくらいの場所が多いです。

 

 

また途中にはガードレールも無い登坂もあります。

 

 

私が何度も通った体験の感想ですが、正直、平日しかオススメできません。基本的に歴史資料館の駐車場に車を停めて、そこから登ったほうが良いですね。

 

 

 

 

 

 

美濃岩村城跡の100名城スタンプの場所はここ!


美濃岩村城跡は、日本城郭協会の日本100名城に認定されています。

 

 

そこで100名城スタンプが置いてある場所ですが、岩村歴史資料館の中にあります。

 

 

アクセス編でおすすめした駐車場がある資料館です。

 

 

 

 

 


あと歴史資料館は月曜日が休館日なので、その場合は岩村城の城下町にある、岩村コミュニティーセンターで100名城スタンプを押すことができます。

 

 

岩村コミュニティーセンターの住所

岐阜県恵那市岩村町1657-1

 

 

>>岩村コミュニティーセンターの地図

 

 

スタンプ台帳は日本城郭協会の公式ガイドブックに付いています。

 

 

ここで注意するポイントは、100名城と続100名城のスタンプ台帳があるので、岩村城跡は100名城の方です。

 

 

まずはあなたの家の近所の本屋をチェックしてみてください。もし無ければネットショップでも購入できます。

 

 

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資料館は岩村藩主邸跡


美濃岩村城跡へ登る登城口がある場所は、かつての岩村藩主邸跡です。ここに資料館も建っています。

 

 

この藩主邸跡は岩村城跡の山のふもとにあるんです。

 

 

現代人の私たちのイメージでは、岩村城主は常に山城の中で生活していたと思いがちですが、日常生活はふもとの館で過ごしていました。

 

 

江戸時代の岩村城主であり岩村藩主も、常に山頂の城で生活していたワケではないんですね。

 

 

 

 

 


藩主より有名な斎藤一斎。幕末の儒学者であり思想家です。

 

 

>>斎藤一斎の詳細 | ウィキペディア

 

 

 

 

 


岩村資料館は岩村町の歴史について展示解説した施設です。日本100名城スタンプも通常はここにあります。

 

 

入館料が大人300円必要ですが、岩村城に登る前に予習の意味も兼ねてチェックしておきたいですね。

 

 

>>岩村歴史資料館の詳細

 

 

 

 

 


あと歴史資料館では、無料の観光パンフや岩村城の地図、そして近隣の名城が記載された冊子なども置いてあります。

 

 

またイベント情報や史跡の案内など、インターネットには出ていない情報もチラホラあるので、これらのパンフは見つけたら即チェック!ですね。

 

 

 

 

 

 

それでは資料館をチェックしてトイレ休憩を済ませたら、いよいよ岩村城跡へ登っていきます。

 

 

資料館から登城口に向かう場所で岩村城址の詳細看板があるので、各ポイントまでの所要時間などをここでチェックしておきましょう。

 

 

私の体験ですが、本丸まで写真を撮りまくりながら登ってみて約30分くらいでした。

 

 

 

 

 

 

美濃岩村城址の石畳登城道


ではいよいよ美濃岩村城に登ってみましょう!登城口は資料館の駐車場横にあります。

 

 

 

 

 


登り始めて間もない場所にある下田歌子(しもだうたこ)の勉学所。

 

 

下田歌子とは、日本の明治から大正期にかけて活躍した教育者で歌人。女子教育の先覚者といわれた人で、現在の岩村町出身でもあります。

 

 

 

 

 


城跡への道はこんな感じで石畳が続いています。途中、山道みたいな場所もあるので、足元はスニーカーなどでシッカリ固めてから登りましょう。

 

 

 

 

 


これは別の場所の登城道を上から撮影したもの。

 

 

横矢がけを意識したのか、それとも道を作る構造上曲げざるをえなかったのか、とにかくこんな感じの道が約30分続きます。

 

 

 

 

 


これは土岐門(ときもん)跡。

 

 

土岐門は岩村城第二の門で、伝承によれば城主遠山氏が土岐市を破ってその居城の城門を奪い、ここに移したのでこの名前が付けられたそうです。

 

 

 

 

 


ちなみにその土岐門は、同じ岩村町飯羽間の徳祥寺に移築されています。山門がかつての土岐門です。

 

 

徳祥寺の住所

恵那市岩村町飯羽間188-1

 

>>徳祥寺の地図

 

 

 

 

 

 


ここは大手の入り口で、畳橋(たたみばし)という遺構。木橋が架けられており、その向かい側に三重櫓がありました。

 

 

木橋は畳の様にめくることができたので、畳橋という名前がついたのです。

 

 

 

 

 


霧によって城を守ったという伝説が残る霧ヶ井(きりがい)跡。

 

 

敵が攻めてきた時、城主が秘蔵の蛇骨をこの井戸に投げると、たちまち霧が吹き出て城を覆い隠したそうな。

 

 

井戸から霧が立ち込め城を守ったという伝説は、静岡県の掛川城にも似たような話があるんです。

 

 

>>今川氏真を助けた霧吹き井戸

 

 

ちなみに岩村城址の霧ヶ井は未だに水が湧き出ており、昭和六十二年に岐阜県の名水50選にも認定されています。

 

 

 

 

 

 

六段壁に埋見門。美濃岩村城内はここを見る


それではいよいよ城内です!

 

 

資料館から石畳の登城道を登ると、まずは目に付くのが菱櫓跡。菱形に石垣が組んである櫓台です。

 

 

山の地形に合わせて石垣を組んだので菱形になりました。今はもう櫓はありませんが、櫓も菱形だったそうな。

 

 

 

 

 

 


そして美濃岩村城のシンボルというか、特徴というかよく分かりませんけど、観光雑誌などで岩村城が紹介される時、よく出てくるのがこちら。六段の石垣です。通称・六段壁。

 

 

この六段壁の石垣は魅せるための石垣ではありません。

 

 

もともと一番上の石垣が築かれていたのですが、どうもこの場所は地盤が弱かったらしく、石垣の崩落を防ぐために石垣を築き続け現在の六段構えの石垣になりました。

 

 

この六段壁の石垣は、あまり例がないと思います。岩村城以外にあるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 


正面から見るとこんな感じ。

 

 

六段壁の石垣は、その工法から江戸時代後期のものだといわれています。

 

 

 

 

 

 

 


いよいよ本丸です!

 

 

本丸は一番上にある曲輪で、ここからの景観の良さも岩村城の特徴のひとつです。

 

 

この写真の場所は本丸長局埋門。

 

 

ここは城下町をは反対側なのですが、絶景のポイントとして知られています。

 

 

 

 

 

 


そして本丸。岩村城で一番重要な場所です。

 

 

本丸にはかつて納戸櫓など二重櫓が2基、多門櫓も2基が石垣上に構えられており、門が3つもありました。

 

 

でも本丸内部にはこれといった施設は無く、詰めの城としての空間があった様です。

 

 

 

 

 

 

 


本丸の昇竜の井戸。

 

 

霧ヶ井(きりがい)もそうですが、美濃岩村城は水が豊富な山城だったことが分かります。

 

 

同じ美濃の山城である岐阜城は岩盤の城で、水が1滴も湧かずに雨水を貯水して飲料水にしていた城なんですよ。

 

 

それ考えると、美濃岩村城は水資源が豊富な城でした。

 

 

 

 

 

 


あと本丸で見落としたくないのが埋門(うずみもん)跡。

 

 

その理由は、この場所の石垣は野面積み、打ち込みハギ、切り込みハギといった定番の工法を一度に見ることができるからです。

 

 

 

 

 


特にこの野面積みの石垣は、江戸初期のものということで、非常に貴重な石垣です。

 

 

 

 

 


そして切り込みハギを活用した扇の勾配(こうばい)の石垣。江戸後期の石垣です。

 

 

上に登るほどに角度が急にあがる工法で、加藤清正が築いた名古屋城大天守の石垣に見ることができる工法です。

 

 

岩村城はミニ版といった感じですが、勾配が美しいですね。

 

 

 

 

 

 

ここが戦国時代の岩村城!南曲輪の遺構


現代に残る美濃岩村城跡の遺構は、江戸時代の岩村藩時代のものですが、一部、戦国時代の遺構が残っています。

 

 

それが南曲輪です。

 

 

南曲輪というのは仮称ですが、ここは貴重な遺構があります。

 

 

江戸時代には侍屋敷として用いられた場所ですが、調査の結果、戦国期の二本の堀切や竪堀、そして土橋などを見ることができます。

 

 

 

 

 


これは土橋の遺構を横から撮ったもの。

 

 

 

 

 


これは竪堀。

 

 

戦国期というと、おつやの方が女城主として岩村城を治めていたころなのでしょうか?それとももっと前?

 

 

残念ながら遺構の詳しい年代はハッキリしませんが、美濃岩村城跡は石垣以外にもチェックしておきたいポイントがあるという事です。

 

 

 

 

 

 

スマホやiPad必須!美濃岩村城跡のARが面白い


美濃岩村城跡に行くときは、是非、スマホやiPadなどのタブレットを持っていきましょう!

 

 

その理由は、岩村城再現CGビューアで、江戸時代の岩村城の様子を見ることができるからです。

 

 

例えば岩村城跡に登る石畳の道に、初門跡という遺構があります。そこの案内看板にQRコードがあって、それをスマホ等で読み込んでみます。

 

 

 

 

 


すると現在の風景がスマホに映し出されました。

 

 

しばらくすると…

 

 

 

 

 


おお!

 

 

江戸時代の初門の様子が浮かんできました!しかも1分ほどの音声ガイドで画像では分かりにくいポイントを案内してくれるのです。

 

 

 

 

 


こちらは土岐門。

 

 

徳祥寺に門が移築されている遺構です。ここで岩村城再現CGビューアを使うと…

 

 

 

 

 


おお!

 

 

ここでも土岐門が出てきました。

 

 

 

 

 


個人的に一番気に入ったのが、畳橋のポイント。

 

 

ここで岩村城再現CGビューアを再現してみると…

 

 

 

 

 


なんとこのクオリティ!かつての様子がよく分かりますね!

 

 

この岩村城再現CGビューアは無料で使えるので、岩村城内では必須のアプリといえるでしょう!

 

 

あなたも是非、試してみてください!

 

 

 

 

 

 

美濃岩村城跡の所要時間と私の感想


美濃岩村城跡の所要時間ですが、資料館から城跡までが約30分。城内を散策して+30分。合計で1時間くらいだと思います。

 

 

でもこれはサクッと巡った所要時間で、岩村城再現CGビューアなどのARを体験すると、2時間くらいは必要でしょう。

 

 

あと私の感想ですが、美濃岩村城跡は、日本三大山城という割には登りやすいと思いました。

 

 

なぜかというと、資料館から約30分で城跡まで着きますし、城内も歩きやすいからです。

 

 

特に石垣好きの人には、いろんな種類の石垣を見ることができるのでオススメです。あと戦国時代の遺構が残る南曲輪もお忘れなく!

 

 

そして食事は城下町がオススメです。なぜかというと、観光地として整備されていますし、鍵之手(かぎのて)などの城下町遺構も残るからです。

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