愛知,岐阜,三重のJRが一定区間乗り放題になるフリーパス券があります。それがJR東海青空フリーパス。
これを持っていると、土曜、休日及び年末年始(12月30日〜1月3日)にフリー区間エリア内の快速・普通列車の普通車自由席が1日乗り降り自由になります。
フリーになるエリアを図で示すとこんな感じです。名古屋を中心に持ってきていますが、東は飯田(長野県)から西は米原(滋賀県)。
北は下呂、木曽平沢から南は鳥羽や紀伊長島など。かなり広範囲ですね。
一見すると端から端まで使えればとてもお得に思えますが、そうでなくてもお値打ちなきっぷです。
例えば名古屋から三重県松阪市の松坂城にJRで行くとします。
すると片道1,690円必要で、単純に往復だと3,380円です。
でも青空フリーパスなら2,620円なので、これだと760円お得になります。浮いたお金でちょっとしたランチなら食べれますね。
次に愛知県豊橋市から岐阜市の例です。
豊橋市や田原市、新城市の方がJRを使って岐阜城に行く場合や、逆に岐阜県の人が日本続100名城の吉田城に行くときの一例ですね。
通常ですと片道1,980円必要で、往復だと3,960円です。
でも青空フリーパスなら2,620円なので、これだと1,340円お得になります。
私の感想ですが、このJR青空フリーパスは観光旅行はもちろん、城巡りにもかなり使えるフリーきっぷだと思います。
区間も愛知、岐阜、三重、滋賀、長野という広範囲なので、いろんな城の組み合わせが可能ですね。
また静岡県だと独自の休日乗り放題きっぷというのがあり、熱海や国府津まで行けます。
あと車ではなく電車を使うメリットは、乗っていれば勝手に目的地(駅)まで連れて行ってくれるので、城巡りに体力と気力を集中できますね。
東海地方の城巡りの時は是非、チェックしてみてください。